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2007年9月17日 (月)

真昼の月

Izu_2

真昼の月

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青い空にスケッチした
白いチョークで 真昼の月を

漆黒の宇宙まで貫ける青い空

先の見えない現実性が、行末の示唆なのか
僕を不安にさせた...

そんな徒労なまでに青い空に
落し物のように ポツ念と佇む 真昼の月よ

魔法にかけられたのか 宙にたゆたう 霞む姿に
なにか幻想を抱いた僕は 架空のストーリーを広げた

そんな僕は 雨の日が好きだった。 

晴れぬ心、熱を帯びた冷や汗...
何かに怯えながらも、自意識ばかりがくっきりと支配していた...

僕の醜い純粋が、行き場も無く 上っ面ばかりの思想で 
無言のうちに わめいていた 

雨は、そんな泣くに泣けない僕の事情を知ってか
代わりに涙を流してくれた

おまえの夢はどこへ行く... 突きつけてくる青い空

この孤独はいつまで続く!  慰め求めた 雨の空

晴れた日は 僕には価値もない。

白いゼブラからの照り返しが眩しい交差点で、
「わたくしの行く末や、どこに行ってしまったのか」 と
途方にくれて、あの憎らしいほどの 青い空を見上げた

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夢だけが 僕の居場所で 僕の支えで 僕そのものだったあの頃

何が芸術だ! 糞食らえ!

平日の昼間の、無意味な雲一つない青い空

白いコンクリートの塔は、弱ったわたくしを さらに押しつぶそうと迫り

足取りをうつろにさせる

**************

ある平日の昼下がりに本屋へ赴く...

自分に相応しいと 純文学など手にとっても
ただの 無駄な時間潰し

文庫本が並ぶ棚の 作家ごとの色分けされた無造作なグラデーションに、
なにか将来の自分へ、偶然の化学反応が起きるのではと
幻想を呼び起こす

本屋を出て、商店街をぶらつく。

訳も無く、八百屋の店先で
グレープフルーツに見入る

淡い黄色に 手を差し伸べる
何か切ない記憶を 大事にするように そのグレープフルーツを手に取る
買うでもなくその 手のひらに吸い付くような肌触りと 
そっと添えるような重みを 味わう

こんな徒労な時間の流れは わたくしの甲斐性なしを騙しても
結局
生産性の無いこんな日々が 少しでも好転することを
許さない 

僕の幸いを許さない力によって 潰されていくばかりの日々

焦りながら 先に進めないジレンマ

あの時
わたくしには「必然」は なかった

ただ自分に対して、あらゆる角度から見えない幻を探し出し
そして 無い希望に こじ付けていた

時間は、そんなわたくしを 許すわけもなく

わたくしの中には 費やした時間と植えつけた「心の醜態」の分だけ、
精神を歪め、尊さを汚していっただけ
だった

***************:

過ぎし日の 醜いあの頃へ

ありがとう

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